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脱力系東大生のゆるい勉強法

どうして勉強するの?

どうして勉強するの?

どうして勉強しなきゃいけないの?

 

誰しも一度はぶち当たる疑問。

自分自身のなかでふと疑問に思うこともあれば、大人に投げかけることもある。自分が大人の立場になったときに、子どもに投げかけられることだってあるだろう。

 


答えはそんなに難しくないと思う。

 


どうして勉強するの?

それは、この世界をより良く生きるため。

 

 

 

勉強って、最悪やらなくても生きていける。

学校の勉強も、点数が悪くたって死にはしない。資格試験だって、必要がないなら受けることもない。別に勉強ができなくったって、就職はできるし、仕事はできる。

避けて通ろうと思えば、いくらだってやり方はある。

 


だから、勉強なんてやりたくないならやらなくても良いと思う。

 


でも…

例えば美術館。

何かの絵を見て、なんだかとっても綺麗だなぁと思える絵に出会ったとしよう。

それだけでも十分幸せなことだ。


でも、それに加えて、例えばその作者が生きた時代のこと、その作者がどんなことを思いながら書いたのか、そういうことを知ると、その絵に一層の深みを感じることが出来る。

 

深みのある人生。それってなんだか、より良い人生だと思わないだろうか。

 

 

 

ちょっと怖くなるような話かもしれないが、この世には、何も知らない人や何も知ろうとしない人を騙す人だっている。

人の悪意から自分の身を守るには、自分なりに勉強して、自分の意見を持つことが必要だ。それしか方法はない。

 

 

自分の身を守るそのやり方も、人生をより良く生きるための知識も、そういう情報は、自分で得ようとしなければ手に入らない。

学校に行っていれば教えてくれる情報なんて、たーぁくさんある情報の中のほんの一部だ。

 


私たちが人生をより良く生きようと思ったら、学校では教えてくれないたくさんのことを自らの意思で学んで、吸収して、糧にする必要がある。

 


勉強って、何も学校の数学や物理、国語や英語だけじゃない。お金のことだって、戦争の歴史のことだって、とてつもなく悲しいことが起こったときにどう対処するかだって、全部勉強だ。

 

これらのことは、別に知らなくてったって生きてはいける。

知らないせいで、お金で苦しむかもしれないし、生きている意味が分からずに苦しむかもしれないし、悲しいことがあってもそこから抜け出せずに苦しむことになるかもしれないけれど、それでも生きてはいける。

誰かに騙されるかもしれないし、損するかもしれないけれど、それでも生きてはいける。

 


自分がどう生きていきたいか。

そう考えてみたとき、勉強の必要性が浮き彫りになるはずだ。