まとめノートの本当の使い方
▶まとめノートを作るのはどうして?
前回、まとめノートについてちょっと書いてみました。
タイトルはズバリ『まとめノート作りは時間の無駄!』。
でも勘違いしてほしくないのは、まとめノートを作るな、と言ったわけではないんです。
「まとめノート作りの時間は最大限削る工夫をしましょう、そして、まとめノートの内容を覚えるという作業に時間を割きましょう」という話でした。
え?そうだったの…??と思う人は、もう一度読んでみてください。
そもそもまとめノートを作るのって、何のためでしょうか?
なんとなく、“テスト勉強”といえば“ノートをまとめること”みたいな感じがありますが、もう少し具体的なイメージを持ちましょう。
まとめノート。
それは、
『このノートさえあれば、テストで100点取れる』
という魔法のノートです。
もちろんこれは、自分が作ったまとめノートを片っ端から全部覚えたら、という条件付きではあります。
でもとにかく、『このノートを見ながら問題を解けば、全部解ける。100点取れる。』というような状態のノートのことを“まとめノート”と言い、もはやそれは“魔法のノート”と言っても過言ではありません。
そんな魔法のノートを作ること、そしてそれを覚えること。
そうすることでテストで点数が取れるようになるんです。
あなたが作ったまとめノートは、ちゃんと魔法のノートになっていますか??
▶まとめノートはだんだん魔法のノートになっていく
まとめノートは、一度作っただけでは魔法のノートにはなりません。
まとめノートを作って【知識の整理】
↓
問題を解く【実践】
↓
・解けた!→OK
・解けなかった→何を知らなかったから解けなかったのかを考える→まとめノートに新しい情報を追記
これを繰り返すことで、少しずつ魔法のノートになっていきます。
つまり、まとめノートをどんどん使っていくことで魔法のノートになるんです。育てるような感覚です。
作ったまとめノートを使ってどんどん問題を解いて、解けない問題にたくさん出会うことが、魔法のノート作りには必須です。
✔ 解けない問題にどれくらい出会ったか。
✔ そしてそのたびに『何の知識がなかったから解けなかったのだろう』『何を知っていたら解けたのだろう』と考えたか。
成績がどんどん伸びていく人と、なんだか伸びない人の差はそこにあります。
まとめノートを作ったら…
① そのノートがどれくらい有効なのかを実際に問題を解いてみてチェック。
② そしてもし解けないのであれば、新しい情報を追記する。
そうやって、まとめノートをどんどん使って、自分だけの魔法のノートにしていきましょう!
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